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M&Aの一連の流れ(クロージング)

検討開始からクロージングまでの大まかな流れ

クロージング(フェーズ3)

デュー・デリジェンスを行うことで、それまで想定もしていなかった様々な問題点やリスクが浮かび上がってくることもしばしばです。そのようなリスクが自社にとって到底許容することのできないリスクである場合には、このタイミングで買収を断念するという決断に至ることもあります。ここまでかけてきた労力やコストが無駄になるという感覚を持ってしまってはいけません。むしろ、このタイミングで踏みとどまることができて良かったと考えるべきでしょう。

一方で、リスクはリスクとして認識すべきとしても、買収を断念するほどではないという場合には、デュー・デリジェンスの結果を利用して、先方とさらなる買収条件の交渉を行うことになります。当初想定していたよりも何かしら悪い事項が発見された場合には、できるだけ買収価額を引き下げるように交渉することになるでしょう。もちろん、相手のある交渉ですからすべてこちらの思惑どおりに行くとは限りませんが、デュー・デリジェンスによって問題が把握されている以上は、経営者としてその結果を無視するわけにはいきません。

このような最終的な買収条件の交渉を経て、条件が固まればようやく最終的な買収契約の締結に至ります。ここで締結するのは「契約」ですから、各当事者を法的に拘束するという性質のものであると理解しなければなりません。ただし、気をつけなければならないのが、この契約書の中に、ディールがクロージングするための前提条件としてクリアしなければならない事項が定められるということです。この前提条件が満たされない場合は、ディールをクロージングさせるという契約上の義務から解放されるという性質のものですから、非常に重要な事項です。こういった条件をクリアしてはじめてクロージングに至ることとなります。

以上が、大まかではありますが、M&Aに関する一連の流れです。それぞれの局面において細かな話はたくさんありますが、まずはこういった全体的な流れを頭に入れるようにするとよいでしょう。

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